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【総合生活学科】授業紹介~くらしと人権~

教養科目である「くらしと人権」では、差別や人権の問題の実情を正しく把握し、人権とは何か、人権を尊重しあえる社会のあり方について深く考察するために、外部講師による講話やワークショップを取り入れています。

これまで、「同和問題」、「ハンセン病」、「こうのとりのゆりかご及び子どもや親の人権問題」、「児童虐待の問題」等のテーマについて外部講師をお呼びしています。

今回は、『こうのとりのゆりかご及び子どもや親の人権問題』をテーマに、看護師の竹部智子先生(慈恵病院 看護部長)をお招きしました。

1. 「人権とは?」「看護職の歴史や実際」に始まり

2.「慈恵病院とこうのとりのゆりかごの成り立ちと概要」、「妊娠葛藤に対応した妊娠相談の実際」

3.「慈恵病院のこども食堂の取り組み」

4.「親が子どもを思う気持ち(親がどんな思いで子ども育てているのかを分かち合うDVDを視聴)」

など、多岐にわたる内容について講義を頂きました。

学生からは、“こうのとりのゆりかごの実際とその意義、赤ちゃんを預ける親の思いを知ることができて良かった。”、“妊娠で悩んでいる人に電話相談窓口を設置し、年間約7000件の相談に対応していることに驚いた。出産前からのお母さんに対するサポートが重要であると思った。”“DVDを通して親が子どもを思う気持ちを分かち合うことができ涙が出てきた。自分のことを育ててくれた親に対してありがとうの思いを伝えたい。”等々の感想が挙げられました。

学生ひとり一人が真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。

今回の講義では、改めて、妊娠と出産、赤ちゃんとお母さんの人権、子どもを育てることを身近なこととして、考える機会になりました。

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