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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】校外実習(学校)に行ってきました。

 6月1日(月)から6月5日(金)までの5日間、2年生が県内外の学校給食施設(小・中学校、共同調理場、給食センター)へ校外実習に行きました。学校実習では、給食に関する栄養士の実務について体験し、児童・生徒を対象とした給食の管理、栄養教育の理解を深めます。これまで大学で学んできた知識を実践へとつなげる、貴重な5日間となりました。

 調理実習では、学内で行う実習より多くの食数を作るということで、まず食材量の多さに驚き、野菜を切る作業や釜の中の料理を混ぜる作業など、大量調理の大変さを実感しました。また、徹底された衛生管理、調理員の方々との連携の重要性など「安全でおいしい給食」を作るための知識や技術、給食に携わる方々の努力を学び、子どもの命を預かる責任の重さを感じたようです。

 食に関する指導は、「骨を丈夫にする食べ物について知ろう」をテーマに、カルシウムを多く含む食べ物やカルシウムの働きについて説明しました。また、児童と一緒に給食の食材である旬のとうもろこしを使った皮むき体験学習にも参加しました。子どもたちの熱心に聞いてくれる姿や反応を見ることで、指導の楽しさ・やりがいを経験できたようです。

 5日間という短い期間ではありましたが、実習施設の皆様に温かく迎えて頂き、実習前には不安を抱えていた学生も、生き生きとした表情で大学に戻ってきました。子どもたちとの会食で「おいしかったよ」「たくさん食べた!」などの声を聞き、栄養士という目標に向かう気持ちがより確実なものとなったようです。今回の実習で学んだことを糧に、次の校外実習や学業、就職活動にも前向きに取り組んでくれることを期待しています。

 最後になりましたが、お忙しい中、熱心に御指導いただきました栄養士の先生方をはじめ、各実習施設の皆様に心より感謝申し上げます。

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加熱食品は中心温度計を用い、中心部が85℃以上に加熱されているか確認し、記録をしています。裁断機に入れる前のにんじんを切っている所です。

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