お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】校外実習事例報告会を実施しました。
12月16日(火)に「令和7年度 校外実習事例報告会」を開催しました。
本学科では、栄養士免許取得の必修科目として、給食管理実習II(学校または保育所・病院・事業所の3施設での校外実習)を設置しています。この科目では給食現場における実践を通して「給食業務を担うために必要な、食事の計画や調理を含めた給食サービス提供技術を習得すること」を主な目的としています。校外での実習を通して、これまでに大学で修得した「専門的知識と技術の統合」を図り、実践の場での「自発的な学修や課題発見(気づき)・問題解決」へとつなげます。
事例報告会は毎年12月に事後指導の一環として開催しています。実習を終えた2年生は自分自身の校外実習の振り返りは勿論のこと、他施設の実習内容を事例報告会で共有することで学修成果の獲得をより確実なものとし、今後社会に出て栄養士等として働く際などに活かしていきます。また、校外実習を来年度に控える1年生は、事例報告会で先輩の発表を聞くことで自分自身の実習に向けて必要な準備事項や心構えなどを学びます。
今回の事例報告会では、学校、保育所、病院及び高齢者施設の4施設での実習について発表がありました。いずれの施設での実習においても多くの貴重な体験ができたことは勿論ですが、それと同時に知識や技術等の面での勉強不足や経験不足も痛感したようでした。こういった状況を反映してか、各発表者からは調理技術や専門知識の修得などについて、これからより一層努力しなければならないこと・さらに学んでいきたいことなどが示されました。学生代表謝辞では、校外実習を通して栄養士として人の健康や命を預かることの責任の重さや多職種と連携することの大切さを改めて学ぶことができたとの感想が述べられました。
最後になりましたが、本学科の校外実習において御指導・御協力いただきました学内外の皆様に、心より感謝申し上げます。
事例報告会発表の様子
質疑応答


