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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介⑤ 2年次前期 栄養指導論実習Ⅱ

 

 この実習では、栄養指導論や栄養教育論などの講義で学んだ知識を、実習を通して体験的に学習します。

 班ごとに課題を設定し、ローテーションで実習を進めていきます。具体的には、PCを用いた栄養摂取量の評価、身体状況の把握とアセスメント方法、生活時間調査と消費エネルギー量の算出、対象別献立作成と発表(料理実演)、食品構成作成・発注量の計算、栄養指導計画案と指導媒体作成、個人栄養指導、集団栄養指導などを行い、栄養士に必要な幅広い知識・スキルを実践的に身につけることを目的としています。

 また、序盤は学校・保育所の校外実習対策として、給食だよりや食に関するアンケートの作成、紙芝居の作成・発表、食に関する指導発表なども行います。

 

集団指導(食に関する指導)の様子
テーマに沿って班ごとに発表内容を話し合い、指導媒体や発表原稿を作成します。
発表者以外の学生は対象者の視点から、指導の内容や話し方などを評価します。

 

食に関する指導は、小学生や中学生を対象としており、興味を持って話を聞いてもらえるように、
媒体を工夫して作成します。

 

  
発表の班へのフィードバックは、アクティブラーニングツール「Clica」を用いて学生から意見を収集し、
その内容をスクリーンに映し出して全員で共有することにより学びを深めます。

 

料理実演の様子
テーマに沿って献立作成を行い、対象者におすすめのメニューを調理しながら説明します。
栄養士が行う料理教室をイメージしています。

 

集団指導や料理実演では、発表終了後、担当教員より発表の良かった点・改善すべき点などの
評価をミニホワイトボードを用いて即時フィードバックします。

 

こちらは料理実演で、思春期女子の貧血者を対象に作った料理です。
献立はごはん、わかめスープ、さわらとあさりのアクアパッツア、さつまいもサラダ、
キウイヨーグルトで、この1食に鉄が5.2mg含まれており、1日に必要な量の43.3%を充足できます。
若者向けに彩りよく、食べやすいメニューを考えました。

 

 

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