尚絅大学・尚絅大学短期大学部

　この実習は、1年次後期に開講され、前期の調理学実習Iで学んだ少量調理の応用である大量調理について深く学びます。少量調理と大量調理の違いを理解するため、大量調理機器の特徴や使用方法、衛生管理の具体的な方法について習得します。また、学生が作成した献立での調味料や食材の使用量に関して、食数に応じた調整ができるようになることも重要なポイントです。

　学生は、スチームコンベクションオーブンや回転釜等の大量調理機器を初めて使用するため、緊張しつつも楽しく実習しています。体験を積むことによって少しずつ大量調理に慣れ、栄養士になる実感につながっているようです。

　行事食では、大量調理ならではの「クリスマスバイキング」や「おせち料理」に挑戦しました。本学科では、多くの学生が栄養士として大量調理施設に就職するため、この実習で習得した専門的知識や技術は、給食現場での即戦力としての活躍につながることが期待できます。

調理の様子①（スチームコンベクションオーブン）	調理の様子②（回転釜）：スパテラを使って
：加熱調理後は、中心温度計で温度を測定します。	焦がさないよう均等にかき混ぜます。

調理の様子③：生で食べる食材、加熱後の食材や	調理の様子④（盛り付け）：食べる方の気持ちになって
盛り付け時等、手指からの食中毒の二次汚染を	素早く丁寧に盛り付けます。
防止するために使い捨て手袋を着用します。

出来上がりです。