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お知らせ 栄養科学科

【生活科学部】授業紹介:食品衛生学実習

食品衛生学実習は、食品を扱う上で重要な「食品衛生」について実習を通じて理解を深める授業です。具体的には、食品や器具の細菌検査、汚染対策について学びます。また、食品中の食品添加物の定性・定量分析や飲料水の水質検査を通して食品関連化学物質の測定方法を学びます。

 

今回は、食品添加物として酸化防止剤や栄養強化剤に使用されている「ビタミンC」について、市販の清涼飲料水中の濃度を測定しました。

 

ビタミンCの測定方法は複数ありますが、今回は、「2,4-ジニトロフェニルヒドラジン法」を用いて測定しました。ビタミンCの入った清涼飲料水2種類を班ごとに割り振り測定しました。班ごとに試料の希釈率などを話し合い、最終的に市販清涼飲料水中の総ビタミンC量を算出しました。身近な野菜や果物にも含まれるビタミンCについて理解を深め、測定原理や算出法を学びました。

ヒドラジン法による比色分析
分光光度計による測定
測定データから含有量を算出

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