お知らせINFORMATION

お知らせ 子育て研究センター

【子育て研究センター】令和5年度 第9回保育実践講演会を開催しました

令和5年度の保育実践講演会を開催しました。保育実践講演会は、保育現場と共同して実践研究を重ねていく中で課題として出て来たことをテーマにした研修の機会です。
今回は、保育において多様な性を尊重することをテーマにしました。第1部では、くまにじの松﨑氏より、「保育の場でも一緒に生きてるLGBTQ+ 知る、考える、行動する」と題して、講演がありました。性を構成する要素によって、性のあり方は多様であり、グラデーションであることが分かりました。男だから、女だからとその枠で行動することを大人たちから求められ苦痛であったこと、しかし、ありのままを受け入れてくれる友達に支えられたそうです。大人たちの無理解な対応で、子どもの心の中のSOSが見過ごされ、傷つけられることを知りました。性別に違和感をもつ子どもも、そうでない子どもも同等に扱うこと、かけがえのない一人の人間として見ていくことが大事だと話してくださいました。第2部は意見交換会があり、性のあり方に対して、保育の場でも一人ひとりに応じていく必要があること、どの子にとっても居心地よく、楽しく前向きに生きていきたいと思えるような子ども時代を保障することについて話し合いました。ご参加いただきました先生方、学生さん、ありがとうございました!

  

その他のお知らせ