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お知らせ 子育て研究センター

【子育て研究センター】乳幼児保育研究会の開催についてのご案内

平素より、本学の教育並びに尚絅子育て研究センターの研究・活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

さて、毎年、保育の質向上をめざして、現場の保育者をはじめ関係者の皆様とともに「乳幼児保育研究会」を実施しております。令和3年度も引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、三密を避けた環境のもとで、参加者の皆様と子どもの豊かな育ちにつながるよう保育実践を共有し深め合っていきたいと思います。ぜひ、貴園ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

また、研究会終了後は、16〜19時まで「保育café」を開催し、お茶を飲みながら保育の悩みをザックバランに話し合う場を設けております。研究会への参加は難しい方でも、保育caféは途中からの参加が可能です。ご都合の良い時間にお越し下さい。

なお、乳幼児保育研究会への参加は参加者数を30名までとし、予約制とさせていただきます。どうぞ、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

開催日: 乳幼児保育研究会(下記の日程の水曜日14〜16時)

令和3年4月28日、5月26日、6月30日、7月28日、8月25日、9月22日、

10月27日、11月24日、12月22日、1月26日、2月16日、3月23日

※保育caféは、上記の日程の16〜19時に開催しています。

 

開催場所:尚絅大学武蔵ヶ丘キャンパス

管理棟2階 尚絅子育て研究センター または 大学4号館 第1講義室

 

参加者:保育施設等で実践している保育者20名まで(事前予約制)

当日は名簿記入、検温、消毒、三密を避けた環境を保持にご協力願います。

次年度は、ZOOM等の遠隔からの参加環境についても整備していきたいと考えております。

 

内容: 奇数月:3〜5歳児の保育実践についての事例検討、就学接続期における保育の課題について

偶数月:0〜2歳児の保育実践についての事例検討、乳児保育についての研修

 

申込方法:メールにて、参加希望日、施設名、参加者氏名をお知らせ下さい。

メールアドレス:masubu@shokei-gakuen.ac.jp(担当:増淵千保美)

 

その他:ご不明な点がございましたら上記のメールか電話(096-338-8840)にご連絡願います。

 

 

 

*乳幼児保育研究会のテーマと報告について(内容)*

毎回、2園から実践を報告していただき、学びを深め実践に活かしていただいております!

 

(1)0~5歳児までの身体的・情緒的発達を相互に関連づけて、発達の節をしっかりと押さえながら、その子の今の育ちを丁寧にみていく。

→発達の指標は、一人の子どもの育ちや思い、願いを理解するための手がかりになります。人間の発達の道筋、見通しを理解しておくことによって、その子の「今」の幸せを最大限に保障できるようになります。

 

(2)発達に応じた関わり(甘え、下支え、励ましなど)や生活、遊びの環境の再確認

→どの子も自ら育とうとする力をもっています。生まれた時から自ら選んで生きようとする力をもっています。大人はそれにどれだけ気づけるか、自分の関わりをどれだけ振り返られるかがカギになります。

 

(3)日常の「食べる」「眠る」「出す」「遊ぶ」といった保育の内容や子どもへの関わりをもう一度、丁寧に、深く見直していく。

→子どもの背後にある暮らしを見つめ、24時間の暮らしを丸ごと捉え保育の課題として取り組んでいくことが、保育の重要な役割となっています。近年では、「食」に関する報告が増えています。保育現場においても重要な課題となっており、さらに共同研究を進めていきたいです。

 

(4)子どもは子どもの中で育つことを信じ、友達関係をつなぐ保育について考え合う

→子どもが大きくなっていく過程で、心の拠り所となる仲間の存在を育てて行きたいものです。

 

以上の視点から、食事、睡眠、排泄、あそび、活動、集団づくり(こども同士の関係づくり)、記録・計画などを切り口に話し合い学び合って行きたいと思います。

 

*研究会の様子は、尚絅大学ホームページにて「乳幼児保育研究会報告」を毎月、掲載しておりますので、ご参考にご覧ください。

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