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【尚絅子育て研究センター】平成28年度 第2回 熊本県家庭的保育者等現任者研修会が開催されました!

雨のしとしと降る寒い中を1月22日(日)にたくさんの保育者が集まり、熊本県地域型保育者等現任者研修会が開催されました。この会は、家庭的保育や地域型保育事業に従事している保育者が毎年スキルアップしていくための研修会です。

今回は2回目の研修会となり、朝から夕方までみなさんは充実した時間を過ごされていました。午前の部は、『こどもの健康管理』について、仙台から個育てコーチング・音楽講師・育児サークルなどをされている西城あやさんにお話しいただきました。心身の発達をふまえながら、保育者がどのように子どもの育ちや健康面への配慮を行っていくべきか、普段の保育に役立つヒントや大切にすべき視点を教えていただきました。

また、午後からは、『子どもの栄養管理』について、「はなちゃんの味噌汁」でもおなじみの高取保育園園長松枝智子さんより、30年前から子どもの食と命に真正面から組んできたお話を聴かせていただきました。0歳児期の離乳食から玄米クリームを食べて育ち、雑穀玄米を主食にしながら、様々な季節の野菜がたっぷり入ったおかずと味噌汁をいただいている高取保育園の子どもたち。映像でも子どもたちの成長の様子をみせていただきながら、保育や子育ての中で何をもっとも大切にしていくのか、人間が生きる土台づくりの重要性について学ばせていただきました。

午前、午後の2つの講座を受講した保育者に感想を伺ったところ、「子どもの育ちにとって、基本は何か?保育の中で何を本当に育てていかなければならないのか改めて学ぶことができました!」「もう一度、日々の保育を振り返り、食と命を大切にした暮らしの営みを子どもたちと丁寧につくっていきたいです。」など、みなさんの学びの深さが伺えました。ご参加下さいました皆様、お休みのところをお疲れ様でした!

次回は2月12日(日)に第3回目の研修会が開催される予定です。講座は、①「保護者理解と対応」、②「子どもの心の育ち」、③「子どもの心に寄り添える保育とは」の3つになります。

(文責:増淵千保美)

 

午前の部講師の西城あや先生熱心に聴き入る受講生の皆さん
午後の部講師の松枝智子先生明日からの保育へのヒントがいっぱい!

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