お知らせINFORMATION

お知らせ 子育て研究センター

【尚絅子育て研究センター】「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」 子育て環境改善に向けた課題の検討

 「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」
子育て環境改善に向けた課題の検討

 平成27年度より、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」として、尚絅地域連携推進センターと協力しながら尚絅子育て研究センター及び幼児教育学科が連携して、「子育て環境改善に向けた課題の検討」を行うために、保育施設へのインタビュー調査やアンケート調査を行ってきました。インタビュー調査では、10施設の施設管理者から保育施設の保育の実際、保育士の悩み、保育士の勤務状況、保育士の保育の質向上への取り組みなどを聴かせていただきました。また、アンケート調査では、新卒保育者の研修・新卒保育者に必要な能力や今後の新人教育の課題等について、県内保育施設604施設を対象にご回答いただきました。お忙しい中、ご協力いただき、誠にありがとうございました。

 当研究センターでは、子育てしやすい地域づくりを行うことは、子育て世代の地域の雇用促進・定着の一助にもなると考え、子育て環境(特に保育施設関連)の課題分析を行い、保育者養成校としてもその質の向上に寄与していきたいと取り組んでおります。

 今年度は、調査結果を分析する中で、子育て環境改善に向けた課題を検討する定例会の開催も予定しております。保育施設の保育職員(特に新卒者)の保育の質保証への取り組みにむけて、具体的な活動に発展させていくとともに、県内の子育て環境について保護者・子育て支援施設等に対する実態調査も行い、子育て環境の改善に向けた課題を関係機関と共有し、連携していく基盤をつくっていきたいと思います。

 9月8日には、熊本大学「くまもと地方産業創生センター」のCOC+推進コーディネーターと本研究の進捗状況を確認し、この研究の重要性についても理解していただくとともに、様々なアドバイスをいただきました。今後も、多くの方々からのご意見を賜り、本研究を発展させていきたいと考えております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(文責:増淵千保美)

その他のお知らせ