尚絅大学・尚絅大学短期大学部

毎年協定校の慈済大学（台湾）と交互に実施している研修旅行、今年度は本学が受入の年で11名の学生が7月4日から3泊4日で来熊されました。期間中、本学国際交流委員会委員長の挨拶、本学学生との交流会に始まり、熊本市内を散策し熊本城を見学したり、キャンパス内の七夕イベントや茶道の体験で日本文化に触れたりして、交流を深めました。最後に本学学生と合同で熊本の企業見学、山鹿市内でフィールドワーク、合宿を行いました。

特に茶道の体験では正座で足が痺れながらも本格的な茶室で表千家の茶の湯の精神の一端に触れ、美味しい抹茶と菓子に感動していました。また、台湾との交流に積極的な山鹿では、その取り組みについて山鹿市や熊本電鉄の担当者から講話を受け、八千代座、山鹿灯籠民芸館、米米惣門ツアーなどの見学を通じ、熊本の地域文化に触れることができました。本学学生にとっても山鹿というローカルがグローバルな視点で動いていることを理解し、今後の学修につなげていくきっかけになったと思います。

また、今年度は短期語学留学の受入も同時にスタートし、最初の1週は研修旅行と同じスケジュールでしたが、これからは日本語の授業を中心に、日本語のレベルアップと日本理解の促進を目指して残りの2週間を過ごします。