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【幼児教育学科】ピーク制:増淵ゼミ 「田植え交流会に行ってきました!」

5月30日(土)
山都町の有機農業団体「心の会」主催の田植え交流会にゼミの学生と参加してきました。交流会には、以前おじゃました山都町立浜町保育園や熊本市内のひまわり保育園の親子、保育者も参加しており、子どもたちと一緒に田植えをするだけでなく、親子の関わりやそれを橋渡しする保育者の役割についても学ぶことができ、学生たちにとって有意義な一日となりました。

 往復のバスでは、ひまわり保育園のみなさんと同乗させていただき、学生たちは緊張しながらも、はじめて出会う子どもたちに笑顔で話しかけていたようです。現地では、生産者の皆さんから苗の生育状況や植え方についてご指導いただきました。この3つの苗から20本の稲に成長し、それがやがてご飯茶碗一杯分(2000粒)の米になるということも教えていただき、「この小さな苗が私たちを育ててくれているのだ」と改めて感謝の気持ちで一杯になりました。今回は、参加人数も多かったため、田植えもドンドンはかどり、「まだ植えた~い」と言うお母さん方の声も聞こえました。子どもはもちろんのこと、大人も子どもと対話しながらゆっくりと流れていく至福の時間を存分に満喫されていたようです。

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 田植えもそこそこに、次は子どもたちにとって待ちに待った泥んこ遊び!初めから水着でスタンバイOKの子どもたちは、子ども同士で、また保育者や学生たちと思いっきり泥だんごを投げ合いながら、ドロドロになって遊んでいました。途中、除草のためにこれから活躍してくれる合鴨の「ひな」たちも登場してくれ、みんな「かわい~!」と抱っこしたり、なでたりしながら癒されていました。「さぁ~、そろそろ上がるよ~」と声がかかっても、「まだ~」と水田の中を泳ぐ子どもたちもおり、泥んこになった顔は誰が誰だかわからないほどでしたが、楽しくて終始笑顔で、ニッとむき出した白い歯が何よりも印象的でした。

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 おひるごはんは、生産者の皆さんが朝早くから手間暇かけて作って下さった豚汁や肉じゃが、梅山豚と青梗菜の炒め物、筍の和え物、お漬物、玄米おにぎりなどなど、どれもホッと笑顔がほころぶおいしいお料理でした。やはり、「食べる人のことを思って」「手間暇かける」からこそ、心が通じ合うのだと思います。農の営みは、本当に子育てにも共通する大切なことを教えてくれます。

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午後の意見交流会では、私たちゼミ(ピーク制)の紹介や学生一人ひとりの学びを報告したり、子どもたちと一緒に手遊びを披露するなど、突然の依頼にも怖じ気ずに頑張っていました。また、両保育園の保護者の感想も聞かせていただき、子どもへの思いや安全な食についての理解が深いことも教えていただきました。子どもたちの成長とともに、稲の成長が今から楽しみです。また、みなさんと秋の稲刈りで再会できるのが待ち遠しいです。

 

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