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お知らせ 幼児教育学科

【幼児教育学科】授業紹介(後期)②:子ども家庭支援の心理学(1年後期)

今回紹介するのは1年後期開講科目「子ども家庭支援の心理学」(担当:栗川 直子 准教授)です。

 

この授業は保育士資格を取得するための必修科目です。
①生涯発達のプロセス,②家族・家庭の意義や機能,③子どもの精神保健という3つのテーマから成り立っています。
子どもは人に育てられることによって人として育っていきます。保育者の仕事は,単に子どもの身の回りのお世話をすることなのではなく,子どもが人として育つことを支え見守ることなのです。さらには,近年,子どもと子育て家庭を取り巻く環境が大きく変化し,子育ての悩みを抱える保護者が増えています。子育ての責任は保護者だけが負うものではなく,子どもは社会全体で育てていくものであり,保育者の仕事は子どもと子育て家庭をまるごと支え,保護者ともに子どもを育てていくことです。

この日の授業では,子どもの精神保健をテーマに,子どもも大人と同じような心の病気になることや,子どもが悩みを抱えているときの身体や行動の特徴などを学びました。写真は,「授業で紹介した事例を通して学んだことをもとに自分の考えをまとめる」という課題に取り組んでいるところです。このようにICTを活用し,授業時間内に質問に回答したり,授業スライドを後で見返したりできるようにしています。この日のまとめには,「子どもは周囲の環境からの影響を受けやすいため,大人である保育者が普段とは違う様子に気づけるようになりたい」,「乳幼児と親がよりよい関係を築くことができるように保育者として手助けしたい」といった回答がありました。

 

*授業紹介(後期)は毎週金曜日18:00頃に更新をしていく予定です。

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