お知らせ 幼児教育学科
【幼児教育学科】授業紹介(後期)③:造形表現技術B(2年後期)
「造形表現技術B」の授業をご紹介します。
この授業では広い意味でのイラストレーション制作に取り組みます。基本は、イメージしたものの特徴をとらえて、形を単純化することにありますが、表現は絵画的なものから、カード制作、身の回りを豊かにする装飾や小物作りなど多岐にわたります。イラストレーションの表現や技術を多く体験し、保育の現場で活かせるようにすることを目標にします。
今回はその中から「〇△□―形からの発想」という内容をご紹介します。
この作品は色画用紙をあるルール内で形を切り貼りしながら作るものとなっています。そのルールとは、決められた大きさの〇△□に加えて半円や扇形などの形を組み合わせて、動物や身の周りにあるものをイラスト化し制作していくというものです。
このやり方は、アメリカの絵本作家であるエド・エンバリーが生み出したものです。数多くの子どもたちのためのお絵描き絵本を出版し、ロングセラーを記録しています。
学生たちもこのエド・エンバリーさんの型紙をもとに様々なイラスト制作に取り組みました。色、形をいろんなパターンで組み合わせてみたり、より作りたいものの形に近づけられるようにお友達に相談してみたりしながら、それぞれで工夫して一生懸命に取り組んでいました。その様子や作品をご覧ください。