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【幼児教育学科】授業紹介「乳児保育Ⅰ」増淵千保美 准教授

乳児保育Ⅰの授業では、長らく遠隔での講義でしたが、実践的な内容もあるため、今回は三密をさけた環境のもとで一人1本ずつ哺乳瓶をもって調乳体験をしました。学生たちも0歳の頃は毎日母乳かミルクを飲んでいたのですが、成長して改めてミルクの匂いや味を確かめてみると、「これを飲んでいたのですか~!」と驚きの表情を見せてくれました。

その後、「 食べるとは生きること」「体と共に心も育んでいく」ということについて、授乳の方法や授乳時に目と目を合わせて語り掛けること(目交:まなかい)の大切さも学び合いました。赤ちゃんがご機嫌で、お母さんや保育者の目をしっかいと見つめ心が通い合うことが、心の栄養にもなりますし、栄養の吸収にも影響するそうです。保育の場での1回1回の授乳は、一人ひとりの子どもへの丁寧な関わりができるチャンスでもあります。学生たちが保育現場で実践する時、この学びを思い出して、赤ちゃんに優しい眼差しを向けてくれることを願っています。

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