お知らせ 幼児教育学科
【幼児教育学科】ゼミ紹介① 横山ゼミ(造形表現)
ゼミ名 : 横山ゼミ(造形表現コース)
担当者 : 横山博之
学生数 : 12名
横山ゼミの授業紹介です。横山ゼミの前期は、身近な素材でできる遊具づくりを体験していきます。使用する素材はダンボールや牛乳パック、布やフェルトなどです。
保育現場では、牛乳パックを利用した遊具づくりもよく見られます。今回は、牛乳パックを三角柱の形にしてつなぎ合わせてできるイスづくりと新聞紙を詰めてつなぎ合わせた、牛乳パック遊具づくりを実践してみました。
イスづくりは、牛乳パックを切り開いて三角柱にしたものを24本準備します。それらを布テープでつなぎ合わせると、六角柱の形が出来上がります。それに補強用としてダンボールでつくった底板と天板を木工用ボンドでつければ基本的な形の出来上がりです。その表面に、水で少し薄めた木工用ボンドで好きな配色の布を貼って仕上げました!
牛乳パック遊具の作り方は、新聞紙を4回たたみ、最後に三つ折にすれば、ちょうど牛乳パックサイズになるのですが、それをだいたい22個詰め込んで1本できあがります。それをガムテープでつなぎ、最後に布を貼って完成です!今回は11本の牛乳パックでU字型の遊具を作りました。
ダンボールは様々に加工ができ、温かみも感じられ、保育現場で子どもたちにも人気の素材です。まず、これからの授業で制作する、少し大きめの遊具制作用のため、ダンボールを5~6枚分の厚みに貼り合せた、ダンボールパネルを作りました。ダンボールは「フルート」とよばれる波型の芯が入っている構造で強くなっているのですが、それが縦目、横目と交互になるように貼り合せていきます。接着剤は木工用ボンドを使用します。ゼミ生たちも、最初は恐る恐る木工用ボンドを塗っていましたが、慣れてくると職人のようなヘラ使いでボンドを均一に伸ばしていました。最後は重しをして、乾燥させます。
さて、これからどのような作品ができるでしょうか。参考例に、昨年度制作した遊具を掲載しておきます!