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【幼児教育学科】新任教員紹介:栗川 直子准教授

 新任の教員紹介です。今年度も3名の教員が着任しました。1人目の今回は、心理学が専門で、優しく学生にも丁寧の栗川准教授を紹介します。

 

栗川 直子 准教授

〈専門分野〉
心理学

〈担当科目〉教育心理学、幼児の理解、専門研究 I・II、
保育・教職実践演習、教育実習指導、
保育実習指導 IA・IB・II、保育実習 I・II

 

-これまでの経歴を教えてください

 大学院に5年在籍したところで一旦退学し,神戸の大学で心理学の実習助手として勤務しました。その後,大学院に戻って学位を取り,大阪の短期大学で3年間,保育者養成に携わりました。

 

-専門はどのような研究ですか?

 絵画の美的評価について研究しています。一般的に,人は抽象画より具象画を好むと言われているのですが,この傾向は幼児にもみられることがわかりました。具象画は何が描かれているのかわかりやすいから好まれるのだとすると,「わかる」ことがなぜ快く感じるのかが問題になります。「わかる」と感じると楽しくなり,満足感も高まるのは例えば大学の授業でも同じですよね。でも,「わかる」と感じることと,内容を理解していることとはまた別なんです。こうした「わかる」という感覚がどこから沸き起こってくるのか,そしてなぜ快さを感じるのかに興味があります。

 

-趣味とか特技など教えてください

 学生の頃から海外旅行が好きで,最近は休みのたびにヨーロッパに出かけています。絵画の研究をしているので,勉強を兼ねて美術館を巡ったり,クリスマスマーケットやオペラに行ったりします。昨年末は,ライプツィヒ,ドレスデン,ウィーンと,年末年始のコンサート巡りをしました。来日公演と比べるとチケットが手頃な値段で買えて,気軽に足を運べるところが魅力です。

 

-掲載の写真もきれいな風景ですね。どちらでの写真でしょうか?旅行の思い出とか聞かせてください

 この写真はオーストリアのメルク修道院というところで,どこの国の人かわかりませんが,陽気なおじさん二人組が撮ってくれたものです。後ろにかすかに見えるのがドナウ川で,このあと,船に乗って川を下り,下流のデュルンシュタインという街を訪ねました。このあたりはアプリコットの産地で,アプリコットのお酒やジャムが美味しかったです!

 

-これから尚絅で取り組みたいことや夢があれば教えてください

 心理学と聞くと,心理テストやカウンセリングをイメージされるかもしれませんが,心理学の研究対象は知・情・意という心の働き全般に及びます。心の働きを理解することで,他者を,そして自分を理解し,学生のみなさんが健康な心でこれからの人生を歩んでいけるよう,心理学の知見を伝えていけたらと思います。
 あと,関西人ですので,たこ焼きの焼き方と,関西弁を広めたいという野望もあります(笑)

 

-学生へ一言お願いします!

 素直で純粋な学生たちだと思います。
 お茶とお菓子を用意していますので,いつでも研究室にいらしてください!

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