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【幼児教育学科】ピーク制:増淵ゼミ 保育・福祉現場での学びから自分のめざす保育・子育て支援を考える

2017年5月9日(火)

専門研究Ⅰ子育て支援(福祉系)ゼミでは、学生たちが5月1日に自主実習で学んできたレポートをもとに、自分のめざす保育・子育て支援を考える省察の授業を行いました。ゼミ生たちは、5つの保育園・発達支援事業の現場にて実習をさせていただき、そこで学んだことを各自報告し、意見交換を行いまいました。

10名のゼミ生の報告の中で共通したのは、①自然の中で遊び込む子どもたちの姿と、それを見守り、さらに遊びを広げていく保育者の実践力、②子どもの自立をどのように励まし、支えていくのか、自立とは一体どういうことなのか、②子どもの主体性を尊重し、保育者と共にこどもたちが暮らしや遊びを創造していく保育の営み、などについての課題でした。

報告のどれにも、子どもの育ちにとって大切な要素が含まれています。そして、子どもに関わる保育者が、どのような視点、どのようなねらいや目標・課題をもって関わるかによって、子どもの姿は随分と違ってくることを、学生たちも実際に学ぶことができたようです。

これらの学びを踏まえて、学生たちは自分がこれからどんな保育や子育て支援をしていきたいか、またどんな保育者になっていきたいかを話し合いました。まだまだ、実習経験も浅く、学びの途中にある学生たちですが、「子どもの心に寄り添うとはどういうことか?」「自立とは何か?」「子どもにとっての保育者の存在とは?」など、人間に関わる仕事、子どもを育てる営みにおいて根源的な問いを一人ひとりが噛みしめているようでした。これからもこのような問いを立てながら、自分たちのめざす保育や子育て支援をゼミ生と共に考え、話し合って行きたいと思います。ありがとうございました。

(文責:増淵千保美)

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