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お知らせ 大学・短期大学部

令和5年度第1回FD研修会を開催しました!

令和5年度第1回FD研修会「大学等における教育FD動画コンテンツを活用した研修について」を9月4日(月)~6日(水)の3日間に渡って、以下のとおり開催しました。

異なる学部学科の教員が活発に意見を出し合い、有意義な研修会となりました。

 

<研修目的>
教員の教育力の向上や授業方法の改善を図ること

<テーマ>
9月4日(月):ICT等先端技術活用教育論
9月5日(火):学習評価論
9月6日(水):学生・学習支援論

<内容>
教育FDコンテンツの動画を視聴後、グループで意見交換を行う。

 

また、各テーマの意見交換で挙げられた内容の一部を紹介します。

★ICT等先端技術活用教育論について

・学力の底上げをするために先端技術を上手く活用できないだろうか。

・GoogleWorkspace以外の学修支援アプリ導入の検討、Moodleの構築、教員のレベルに合わせたGoogleWorkspaceの活用方法の共有といったことを通じて、授業改善に繋げられるのではないだろうか。

★学習評価論

・学生の自己評価については、実際の評価と自分自身の評価に大きく乖離が生じている。学生のパフォーマンスは優れているが、自己評価が低いことに対して、どのような評価を組み込むことで学生の意欲向上に繋がるのかを検討する必要があると思われる。

・科目によっては、評価方法が学生からは見えづらいものもあり、判断基準が難しい場合がある。その点については、まず出席・参加すること、チームで協力して取り組むこと、できなかったことができるようになること、パフォーマンスの向上などを評価している。

★学生・学習支援論

・多様な学生の増加に伴い、その様な学生たちに対する接し方が困難になってきている。カウンセラー等を案内したり、学生との距離感を近づきすぎると拒絶されるため、教員の立場としてどこまで本人たちに寄り添えば良いのか、一定の距離を取るべきなのか、学生との距離感と適切な支援に苦慮している。現在は、教職協働で可能な限り学生と誠心誠意向き合っている。今後も学生の個性を活かせる環境作りに徹する。

 

今回のFD研修会を活かし、授業改善や評価、学修支援に関して見直しを行い、教員の教育力の向上、授業方法の改善及び学生の学修意欲の向上を図っていきます。

 

(動画視聴の様子)

(意見交換の様子)

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