お知らせ 総合生活学科
【総合生活学科】授業紹介「介護概論」
1年次後期開講科目「介護概論」では、介護職に必要となる基本知識について幅広く学んでいます。
この日は、利用者様から拒否があった場合の対応と虐待の線引きについて、学習しました。
介護現場では、個々の支援について利用者様から拒否を受けることもあります。
その際には、なぜ拒否しているのか、その原因を探し、適格な対応が求められます
そこでは必ずしも、利用者様本人の意向（ウォント）と客観的な必要性（ニーズ）が一致しないことも、少なくありません。
このような時介護職では、一般的に「ニーズ」を優先させる必要があります。
その一方で、利用者様の人権を侵害すること（これをしたら「虐待」となります）のないよう、細心の注意を払わねばなりません。
これらのことについて、食事介助の拒否があった時を事例に、皆さんに考えてもらいました。
卒業後実際に介護の職に就く学生さんも少なくありません。
今日学んだことを今後に活かしてもらえたら、そう心から願っています。
（文責・佐草）
