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お知らせ 栄養科学科

【生活科学部】授業紹介:解剖生理学実習Ⅱ

3年次で履修する専門基礎科目の「解剖生理学実習Ⅱ」では、人体の様々な生理機能や病態について理解を深めるために、自分の血圧や血糖値などを機器や試薬を使って検査します。2年次、3年次と段階を踏み学習した人体の解剖や生理機能と病気への知識を、実習を通して深め、管理栄養士の仕事に実際に役立てることを目指します。

 

今回は、「骨強度測定」の実習を紹介します。

まずは講義で骨と関節の構造や骨形成、骨粗鬆症のリスク因子などについて学習した後、一人ずつ骨強度の測定を行いました。

本測定では、「骨ウェーブ」という機器を使用しました。骨ウェーブは測定部位である手首(橈骨)に音波を伝播させ、透過した波の形から、骨波形指標を算出します。骨波形指標はA、B、C、Dの4段階でも表示され、学生は自分の骨の状態がどの段階にあたるかを知り、骨強度への関心を深めていました。

生涯にわたる健康な骨の維持には、20歳までに最大骨量をいかに増やすかがポイントになります。食生活、特にカルシウムの摂取、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの摂取、適度な運動、日光浴などに気を付けていってほしいと思います。

 

※ 新型コロナウイルス感染防止を徹底するために、実験・実習時には、学生・教職員はマスクを着用し、消毒や換気を行っています。

骨強度測定の様子①
骨強度測定の様子②

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