尚絅大学・尚絅大学短期大学部

生活科学部の狩生教授、熊本大学の今村准教授(生活科学部非常勤講師)らのグループによる研究が、英文学術誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」のウェブ版に掲載されました。

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/09168451.2019.1597615

タイトル：「A natural anti-periodontitis agent, epimedokoreanin B, inhibits virulence activities of gingipains from Porphyromonas gingivalis」

この研究論文の中で狩生教授らのグループは、歯周病菌による出血などの病状を、植物に含まれるフラボノイドの一種が抑制できることを明らかとしました。この成果は、植物由来のフラボノイドが、将来的な医薬品や保健機能食品開発への素材として有用である可能性を示すものです。狩生教授は食品学や農芸化学が専門であり、熊本産野菜の機能性成分解析などを研究テーマとしています。