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文化コミュニケーション学科からのお知らせ

【現代文化学部】授業紹介「マンガ表現論Ⅰ」(三浦知志准教授)

「マンガ表現論Ⅰ」は、その科目名のとおり、「マンガ表現とはどのようなものか」について学ぶ授業です。

現代の日本人が慣れ親しんでいるマンガの表現は、現代のアメリカ人が慣れ親しんでいるものとも、100年前の日本人が慣れ親しんでいたものとも異なります。また、現代の日本人のなかにも、昭和以来の紙のマンガ雑誌に慣れ親しんでいる人もいれば、韓国で発達するウェブのマンガに慣れ親しんでいる人もいます。

マンガ表現は時代や地域によってさまざまな形があるだけでなく、作家の個性が強く発揮される場でもあります。読者の視線をコマからコマへよどみなく流すことを重視するマンガ家もいれば、ひとつひとつのコマに長くとどまるよう読者を促すマンガ家もいます。マンガ表現は決して「わかりやすい」ものばかりではなく、ある種の「謎解き」を求めるようなマンガもあります。

この授業では、そうした無限の可能性を秘めたマンガ表現について、なるべく体系的に、しかし個々の表現の魅力を見落とすことなく論じるための方法を概略的に教えています。

描線やコマ割りといったマンガの表現そのものに注目することは、グラフィックデザインなど視覚的なプレゼンテーションのセンスを磨くことにつながります。またマンガの魅力を論じる力は、マンガ好きの多い現代社会においてはとくに、コミュニケーションのための役に立つ道具になってくれることと思います。

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