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現代文化学部・文化言語学部 公開講座

講義概要

第12回 尚絅大学 現代文化学部・文化言語学部 公開講座
各講義の概要
テーマ:「新しい時代と地域社会」

開講日講座名授業概要
10月5日(土)
第1講座文化からみた定型詩
〜俳句と時調〜

中川 明夫(なかがわ あきお) 教授
日本の定型詩である「俳句」は、5・7・5(17文字)という世界で最も短い詩として広く知られています。お隣の韓国にも「時調・シジョ」という3・4調のリズムを持ち、45文字を基本的な詩形とする定型詩があるのですが、ほとんど知られていません。この講座では、時調を紹介し、かつ、俳句と比較することで俳句と時調の特徴を考えます。特に、「環境志向」と「理想志向」という文化の観点からこれらの定型詩を捉え、日韓両国のことばと文化の特徴を考えてみたいと思います。
第2講座多民族国家(中国)の少数民族とその地域文化
黄 蘊(こう うん) 准教授
中国は漢族を中心とする多民族国家てです。モンゴル族、チベット族、イスラーム教徒である回族など全部で56の民族があります。中国の少数民族にはどのような歴史と独自の文化があり、多様な民族間にどのような相互交渉、交流の歴史があったのでしょうか。本講座はこれらの問題を含め、少数民族集住地域の地域文化などについても具体的に解説していきます。
10月19日(土)
第3講座マンガと熊本
三浦 知志(みうら かずし) 准教授
熊本は、日本でも有数の「マンガ大国」です。それは有名なマンガ家を多数輩出しているからというだけではありません。いくつものミュージアムがマンガの収集と保存に力を入れ、またマンガの魅力を人々に伝えるためしばしば展示を行っているということや、人々がマンガやキャラクターを楽しむためのイベント企画が多数行われていること、さらに将来のマンガ家を育成しようという試みもあることなど、熊本の人々のマンガ愛があるからこそ、熊本は「マンガ大国」なのだと言えます。本講義では熊本におけるマンガ文化についてお話したいと思います。
第4講座菊池一族の活躍を読む
〜鎌倉討伐を中心に〜

武田 昌憲(たけだ まさのり) 教授
肥後国(熊本県)のみならず、全国に菊池の名をとどろかせたのは史実と共に『太平記』『梅松論』等の軍記物語の影響が大きいのです。その不動の精神と一途な忠臣の軌跡を作品から鑑賞していきます。地域社会の見直しに、若い人(高校生)をはじめ、市民の皆さんにわかりやすくお話しします。
10月26日(土)
第5講座外国ルーツの子どもたちに向けた日本語教育のあり方とむずかしさ
畠山 真一(はたけやま しんいち) 教授
本講義は、特に学校に通う「外国ルーツの子ども」に向けた日本語教育のあり方について議論します。2019年度に改正された入管法のもと、少子高齢化が進む日本で労働者として生活する外国ルーツの方々は、今後増加していくことが予想されています。それにともない「日本語」にハンディキャップを抱えた児童・生徒が増加することも予想されています。このような状況に対応すべく、日本語教育基本法が2019年6月に公布・施行されました。本講義は、外国ルーツの子どもが直面する日本語の難しさが何かという点をバイリンガリズムの立場から議論します。
第6講座和製英語とは?
ジョシュ・ノーマン(じょしゅ のーまん) 准教授
日本語の中の英語由来の借用語を熟知していれば、英語のアウトプットだけでなく、いろいろな面で英語の学習が容易になります。一方で、英語の様々な間違いは、それらの誤用が原因であり、意思の疎通を困難にしがちです。以前、日本の学生を対象に実施したアンケート調査で、日常的な日本語に見られるカタカナ語の多くは日本語に由来しており、本来の英語ではないことを学生があまり知らないことが分かりました。この講義では、和製英語について述べつつ、皆さんにアンケートに挑戦していただきます。そして、和製英語で気を付けたほうがいい点についてお話します。
11月2日(土)
第7講座熊本の書
林田 俊一郎(はやしだ しゅんいちろう) 教授
熊本には古代から近代までたくさんの素晴らしい書が残されています。熊本の書についてまとめられた本として、『肥後の墨美』(松本雅明、花岡興輝、荒木精之編著熊本日日新聞社1976年)と『くまもとの風雅のかたち肥後の書画名品撰』(株式会社鶴屋百貨店編集・発行、1992年)の2冊があります。その中からいくつかの書をピックアップし、その書の魅力についてお話しします。
第8講座インターネットの光と影
釡賀 誠一(かまが せいいち) 教授
インターネットは今や全世界中に張り巡らされており、パソコン、スマートフォンのみならず冷蔵庫や車など様々な機器が接続されています。インターネット上では情報検索やネット通販等のサービスが開発され多くの人々が地球規模で瞬時に利用できる便利なシステムが構築されています。しかし、簡単にインターネットで情報交換ができる為、コンピュータウイルスや不正アクセス等も簡単に拡散し、情報漏えい、著作権侵害、プライバシー侵害等の問題が発生し犯罪に巻き込まれることもあります。これらのインターネットでの光と影を知った上で、より良い利用について考えてみましょう。
閉講式
  • 現代文化学部・文化言語学部公開講座
  • 司書資格