大学概要OUTLINE

学長挨拶

尚絅大学および尚絅大学短期大学部を設置する尚絅学園の源を尋ねると、明治21年(1888年)佐々友房とその同志により創設された濟々黌附属女学校にさかのぼります。その3年後には独立して尚絅女学校と改称され、以来130年の長きにわたり女性の高等教育機関として着実な歩みを続けてきました。現在は、中学・高等学校、大学および短期大学部、短期大学部附属こども園を擁する熊本県唯一の女子総合学園に発展し、多くの卒業生が巣立ち、社会のさまざまの分野で活躍しています。
 人類の長い歴史の中で女性は大きな役割を果たしてきましたが、複雑で変化の激しい現代社会ではとりわけ女性の参画が期待されています。女性の活躍の基礎には高度な教育が必要です。尚絅大学・尚絅大学短期大学部は、建学の精神に基づき、智と徳を兼備し、生涯にわたって研鑽を重ね、人間性を尊重し社会に貢献する女性の育成を目指し、尚絅大学に文化言語学部、生活科学部、尚絅大学短期大学部に総合生活学科、食物栄養学科、幼児教育学科を設置して、教育研究を行ってきました。平成30年度には文化言語学部を改組転換して現代文化学部文化コミュニケーション学科を設置しました。
 本学は少人数教育を基本として、まずは学生を学びの主体として育成することを目指しています。学生は広く読み、問い調べ、みずから考える姿勢の確立を図りつつ専門的な知識と技能を修得することができます。みずから学修する姿勢こそが卒業後の実践を確かなものとし、生涯にわたる学びを約束してくれるからです。
 本学は、食物栄養学、幼児教育、生活学、言葉と文学の分野を中心に教育と研究を重ねてきましたが、現代文化学部では文芸文化の領域に加えて、新たに情報メディア文化、日本・東アジア社会文化、観光文化の領域で教育・研究を行います。それらの成果をもとに、尚絅子育て研究センター、尚絅食育研究センターにおいて、研究成果を広く社会に発信するとともに学外の諸機関との連携を推進し、地域社会への貢献を推進します。尚絅ボランティア支援センターでは、学生のボランティア活動を支援することを通じて社会に貢献できる人材の育成に努めます。また、平成27年4月に設置した尚絅地域連携推進センターを中心に、さらに地域との連携に力を注ぐ所存です。

尚絅大学および尚絅大学短期大学部は、これまで地域社会に支えられて教育研究活動を行い、また人材育成と研究成果の発信を通じて地域社会に貢献してきました。今後も地域社会との連携を強め深め、全教職員が力を合わせていっそう活発に活動を続けて参ります。