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いちご狩りのシーズンです

連休はいかがお過ごしでしたか。 潮干狩りやいちご狩りなど、楽しい時間を過ごされたご家庭も多かったのではないでしょうか。 

園でもビニールハウスで運転手さんが育ててくれたいちごが色づき、今がいちご狩りのシーズンです。

白かった実が、赤く色づき始めてくるいちごを見つけては、園児は「これは、たべられるかな。」「まだ早いかな。」「もうちょっと待ったがいいよね。」と言いながら、熟したいちごを探し回っています。

その姿を見ながら、6年生の国語の教科書に載っている宮沢賢治の「やまなし」を思い出しました。

カニの親子が熟したやまなしの実を川底から眺めながら次のような会話をします。

「どうだ、やっぱりやまなしだよ。よく熟している、いいにおいだろう。」

「おいしそうだね。お父さん。」

「待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈んでくる。それから一人で美味しいお酒ができるから、さあ、もう帰って寝よう、おいで。」

体験があれば、学習がさらに豊かなものになるに違いありません。これからのこども園の園児達の成長が楽しみです。

 

年長さんは一人一鉢でも育てています。

園には、いちごを育てているビニールハウスが3棟ほどあります。
先生と一緒に一人1個ずつ、採ることができます。
今がシーズン、一日経つと赤く色づきます。
てんとう虫も飛んできています。
「採れたよ。」
「食べる前に、よく洗って…。」
味はどうかな?
「うーん、うまい!」