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秋ですね。柿に興味をもっている園児達がいます。先日、森の中に柿取りに行きました。私が十字架の形をした「秘密兵器」をつくり、高い所になっている柿をちぎりました。時折、柿が落ちて来て、園児達は手で捕れずに頭に当たったり、地に落ちたものを競って取ったりしました。私が「渋柿かもしれない」と言っても、園児達は、渋柿を食べることを楽しみ(?)にしているのです。そこで皮をむいて8つに切って食べさせてみました。

渋柿を食したのは初めてらしく、食べてすぐに「うまくなぁ~い」と言って、うがいをしに駆けて行きました「渋い」という表現がストンと落ちた瞬間でした。

「渋柿」を知らない園児達に、「渋い」を言っても分かるはずがありません。幼児らしい知らないことにチャレンジしてみる姿を見せてもらいました。私の子どもの頃も、近所の甘い柿も渋い柿も食べながら、覚えていったと思います。

園児達は「本当の柿が食べたい」と言っていますので。今度は甘柿を食べ、ついでに渋柿を「つるし柿(干し柿)」にして味わう体験をしたいと思っています。

ついでに、私が柿の木に登っていると、祖父は「柿の木から落ちると3年以内に死ぬぞ!」と言って脅していました。ですから、私はビワの木よりも柿の木の方を警戒しながら登ったものでした。これはどうも「柿の木は折れやすいから用心しなさいという教え」だったと懐かしく振り返っています。