「育って欲しい姿」に向けて!
この数日の雨は、園の動植物にとっては恵みの雨でもありました。鉢植えのソラマメも元気になりお空に向かって伸びています。
朝から、保育教諭たちは、ジャングルジムやうんていや滑り台に付いている水気を乾いたタオルでふき取って事故を防いだり、硬くなった砂場を耕して遊びやすくしています。
年長さんです。この遊びの様子は「育って欲しい姿」の一つである「協同性」が高まっていることを示しているうれしい場面です。友達とかかわる中で、互いの思いや考えなどを共有し、工夫したり協力したりすることに楽しさを感じていると考えています。
子ども達が大好きなブランコですが、接触事故や落下事故等の恐れもあります。身体を揺らしたり回転させたりする運動は、身体の諸機能の発達に必要です。そこで、ブランコの乗り方・握り方から、乗っている人との距離や順番待ちなどの規範意識も含めて確認している場面です。健康や安全に意識が向くようになっていくことも「育って欲しい姿」の一つです。
年長さんが年少さんの手を引いて遊んでいるほのぼのとした姿です。年長さんの優しさが現れています。年少さんには人への信頼感が育っています。兄弟姉妹が少なくなった現代だからこそ、異年齢での生活は大切な環境です。私は幼児期に育つ「思いやりと意欲」を生涯大切にして成長して欲しいと願う一人です。
うさぎ組(2歳)担当の光永美奈先生がお子さまを産まれるためにお休みになります。今日は園児達にごあいさつをされました。園児達は「あかちゃんが産まれる」の言葉に敏感に反応し、真剣に耳を傾けていました。ご出産のご無事をお祈りします。