尚絅大学・尚絅大学短期大学部

8月10日（日）午後からはサマーセミナーが開催されました。熊本県内の幼稚園・保育所・施設の保育者、及び幼児教育に関心のある方々を対象にした研修会で、ともに考え、学びあうという精神のもとに、今回で29回目を迎えました。

あそびを基盤にした音楽指導／前半は、曽田先生による音を使ってどのように遊ぶのか、身近な素材を使って実際に楽器を作りながら音楽表現指導のあり方を探る講座でした。

あそびを基盤にした音楽指導／後半は、森先生によるリトミックを応用した音楽遊びを、参加者全員で曲に合わせ体を動かして楽しみました。

ペーパークイリング／色画用紙の紙片をくるくる巻いて、カードなどの装飾にする技法です。坂本先生、小川助手の指導でみなさん作る楽しさを味わっていました。

子ども理解と支援のあり方／小川内先生による保育現場で気になる子を理解するポイントや支援のあり方を考える講座でした。

子どものあそび　わらべうた／かごしまコダーイ芸術教育研究所に所属していらっしゃる三島理恵さんを講師に、昔から伝わる子どもの遊びである“わらべうた”を参加者全員で楽しく学びました。

信頼を前提にした保護者対応のあり方／どこの園でも大きな課題となっている保護者対応について、信頼関係を築くことを大切にした対応方法を緒方先生とともに考えていきました。

職員同士がわかりあえるコミュニケーションのあり方／保育現場で、しばしば問題となる職員の人間関係。公立園長の経験がある金澤先生とともに、職員間のコミュニケーションについて参加者全員で話し合う講座となりました。

子どもの育ちと家庭の暮らしに思いを馳せて／子育ての困難さや不安が広がる現在、親・家庭の暮らしについて思いを馳せる必要があります。増淵先生を講師に、現場で直面している事例を参加者が持ち寄り話し合う場となりました。

新米保育者で語り合おう！／保育者として働き始めて1～3年目の先生対象の講座です。片桐先生が講師として入り、これまでに体験した思い出深いエピソードや悩みなどを語り合うことで、明日からの保育にまた前向きになれる講座となったようです。

最後はみなさんと学生ホールに集合して閉講式を行いました。それぞれの講座で学びあったことの感想をいただき、私たち幼児教育学科の教員も多くを学ばせていただきました。誠にありがとうございました。また来年、第30回サマーセミナーでお会いしましょう。