尚絅大学・尚絅大学短期大学部

新任の先生紹介です。今回は、絵本、読書環境がご専門で、優しさあふれる北口先生をご紹介します。

北口　己津子 講師 〈専門分野〉 絵本、読書環境（図書館など） 〈担当科目〉 保育内容研究　言葉A，B、専門研究Ⅰ・Ⅱ、保育実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、教育実習指導、保育・教職実践演習

－これまでの経歴を教えてください

出身大学は、同志社大学です。それから公共図書館や大学図書館で司書として働いていました。最初は京都工芸繊維大学図書館に、そして関西ということで、国立国会図書館関西館も非常勤で「覗いた」こともあります。公共図書館では大牟田市立図書館に勤務しました。すべてとても貴重な経験をさせて頂きました。しかしなんといっても一番長くお世話になったのは、本学の「尚絅大学図書館」です。

－ご専門はどんな研究をされているのでしょう？

赤ちゃんと絵本の出会いの場である、「ブックスタート」や図書館を含める読書環境に関心をもっています。公共図書館時代に「ブックスタート」を知り、大学院で学びました。

－「ブックスタート」は保護者の方にも、学生にとっても関心があるところだと思いますが、特に大切にしておくことがあれば教えてください。

「ブックスタート」では、本を媒介とした養育者と赤ちゃんのコミュニケーションを大切にします。ですので、ぜひ、赤ちゃんの表情が見える体勢で本を読まれてください。赤ちゃんの絵本を楽しむ表情を楽しんでください！

－例えば、北口先生はどんな本や作家が好きとか、学生へのおススメの本はありますか？

児童文学『ロッタちゃんのひっこし』はずっと好きな本です。子どもが子どもらしくいる幸せを感じる作品です。児童文学や絵本、詩は読みやすいうえ、子どもの理解にもつながるため、学生時代にぜひ沢山読んでもらいたいです。
私の楽しみの読書は、読んでいる間は、「日常を離れる」感覚になれる本です。本の世界で冒険したような気分になると、「よし、また頑張ろう」という気持ちになります。

－趣味とか特技など教えていただけますか？

本を読んでその本について、語り合うのが大好きです。学生の皆さんとも本の話ができたら嬉しいです。

－これから尚絅で取り組みたいことや夢があれば教えてください

附属こども園もありますので、子どもと絵本の出会いの場面から沢山学ばせて頂きたいです！

－尚絅の学生の印象と、学生へ一言お願いします！

資格取得にむけて頑張る皆さんがきらきらしてまぶしいです！一杯学んで悩んで遊んでそれぞれの夢に向かって進まれますよう！