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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】2年生が校外実習(学校・保育所)に行ってきました②

  前回の学校実習に引き続き、保育所実習について報告いたします。

  保育所実習の目的は、給食に関する栄養士の実務を体験し、子どもの成長・発育段階に応じた食事づくりや食育に関しての理解を深めることです。熊本市内や市外・県外の保育園及び認定こども園で、56日間の実習を行いました。

  調理実習では、幼児食や離乳食、おやつ作りに携わり、提供時間までに仕上げることの大変さや自身の調理技術不足を感じた学生も多かったようでした。大人に比べて感染に対する抵抗力が低い子どもたちのために、衛生管理には十分な注意を払い、心を込めて調理を行いました。
 昼食は園児と共に会食し、「おいしい!」と話す子どもたちの笑顔を見て、元気をもらい、やりがいを感じたようです。
 食育指導では、紙芝居の読み聞かせや教材を使って栄養に関するお話をするなど貴重な経験をさせて頂きました。園児の自主性を重んじることや園児にもわかる言葉を使って説明することなど、実際にやってみて気づくことがたくさんありました。また、当番の園児が調理や配膳に加わるなど、食に関わる体験を増やす工夫がなされており、保育所における食育のあり方や栄養士の役割を学ぶことができました。

  短い期間ではありましたが、実習施設の皆様に熱心にご指導頂き、充実した実習を行うことができました。快く実習生を受け入れて頂き、学生・教職員一同、大変感謝しております。

  最後になりましたが、お忙しい中、ご指導頂きました栄養士・調理員の先生方、園長先生、保育士の先生方、その他職員の皆様に心より御礼申し上げます。

 

 
(1)当番の園児がその日の給食で使う野菜を洗って切るなどお手伝いをしてくれました。(2)配膳も園児たちが行います。『多いのと少ないのどっち?』と尋ねて、食べ切れる量を選んでもらい、つぎ分けます。
 
(3)食育指導では紙芝居を発表しました。子どもたちが真剣に聞いてくれて、嬉しかったです。 

 

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