お知らせ 食育研究センター
【尚絅食育研究センター】「秋のくまもと茶おもてなし祭り」に参加しました。
10月10日（金）熊日会館びぷれす広場で行われた「秋のくまもと茶おもてなし祭り」に参加する機会をいただきました。
熊本県経済連茶生産流通協議会主催で、今回が初めての企画ということでした。出席されたのは熊本のお茶販売店と和菓子老舗6軒からなる「川尻六菓匠」の方々でした。
主催者の挨拶の後、生活科学部栄養科学科4年生4名にお茶が贈呈されました。
主催者の方からは「若い世代に、本物のお茶の味わいを知っていただき、くまもとのお茶に親しんでほしい」とのコメントがありました。生活科学部4年の内田彩さんは「お茶には体に良い成分が含まれており、おいしいお茶を食事と共に提供できる食の専門家を目指したい。」と感謝の言葉を伝え、参加者から大きな拍手を受けました。
広場では「お茶のいれ方」の実演があり、学生たちは「お湯の温度と急須で蒸らす時間」がお茶の香りと旨みを引き出すポイントであることを学び、目の前で入れていただいたお茶をじっくり味わっていました。
川尻の和菓子職人の方は、「菓子」「羊羹」などの言葉の起源を学生に説明してくださいました。また目の前で｢もみじ｣「みかん」「里芋」などの和菓子が見事に完成していく様子に、周囲からは歓声が上がっていました。
「くまもとのおいしいお茶」に親しみ、伝統の職人技を近くで見る機会をいただいた秋の素晴らしい一日でした。
